既存のホスティング･サーヴィスからポッドキャスト配信を行なう場合は、サーヴィス側で配信用のフィード（RSS 2.0）を自動生成してくれるので、問題が起こる事はまずないでしょうが、例えば自分の管理するサーバーに WordPress などをインストールし、そこから配信を行なうような場合、どうやってフィードを生成させるかがネックになります。
Google の「FeedBurner」を経由させたり、Blubrry の WordPress 用プラグイン「PowerPress」を使うなど、方法はいくつかありますが、それらが正常に機能し、ポッドキャスト配信に使えるフィードをちゃんと吐き出しているかどうかを、iTunes Store に番組掲載リクエストを送信する前に確認しておきたい！ という用心深い人もいらっしゃるでしょう。
まず思いつくのは、iTunes などのポッドキャスト･アプリに、自分の番組のフィード URL を入力し、購読登録して確認する方法。それでちゃんと音声ファイルがダウンロードされればオッケーですが、もし上手く行かなかった場合、どこに問題があるのかを突き止めなければなりません。
というワケで、あなたの配信用フィードを診断してくれるサーヴィスを３つ紹介しましょう。
● podbase「Podcast Validator」
● Cast Feed Validator
● W3C「Markup Validation Service」
ためしに筆者が Seesaa ブログから配信している「Fredio」のフィードを検証してみましたら、概ね良好な診断結果が出ましたが「フィードの読み込みに時間がかかり過ぎです」と忠告を受け、おまけに「カヴァーアートのファイルサイズが少し過体重です」と、ダイエットを勧められてしまいました。Fredio のカヴァーアートは「1400×1400ピクセル／482キロバイト」なんですが「Podcast Validator」によると 250KB が適正体重なんだそうです（苦笑）
